『彼らが誤認した五の真実』（帝国マネBADEND）
罵声ではなく悲鳴だった
懇願ではなく命令だった
友情ではなく愛情だった
制裁ではなく暴力だった
棄てられたのではなく棄てたのだ

『誰かの絶望』
私事ですが、貴方に一言。
にあわない口紅はお捨てになって
とうとう此処まで
つとめて明るく振舞いました
てんじょうのしみ
こらえしょうのない人たち
のあ　の　はこぶね
星明りが道を示した
はやいお帰りで
地神の居ない僕の家
獄でお待ちしております
でぃーば　もっとうたって
ありあけがたの夢
り・さいくる
まりあーじゅに　祝福を
しにがみに　くちづけて
たいようとせかいに　さようなら

『残されたのは愛の残骸』
僕が欲しかったもの
だまされていた日々は幸せでした
つかまえたらにがさないで、
てまどる作業
愛していると嘯く毒素
しみこんだ沈黙
てつのにおい
いたいと泣いて、お願いだから。
たちつくしたのは僕一人

『転落天女』
消えた温もりに縋るのは滑稽ですか？
償う術の無い程　酷い罪を犯したのですか？
私の信じた全ては嘘だったのですか？
猫が鼠を甚振るような　遊びだったのですか？
すきということばに　うそなど、（なかったというのに）

『夢を追う背中』（円堂）
倒れそうなら支えてあげる
忘れないように何度だって叫んであげる
疲れてるのなら砂糖よりも甘く甘やかしてあげる
諦めそうなら頬を殴って罵ってあげる
夢に追いついたなら世界中の誰よりも喜んであげる

『未練を挫くものとは』（豪炎寺夢／男主）
１．最後に見たのは　君の笑顔だった
２．だってもう　速く走れない
３．私が居なくても　貴方は生きていけるから
４．帰っても良いと　信じきれなかった
５．良いじゃないか　十分じゃないか

『だれかをにくむだれか』（闇落ちBADEND）
笑う私が心の中で　何回あなたを八つ裂きにしたでしょうか
地獄の炎は生きながら焼かれていくと言います　お似合いですよ
その喉首を掻っ切って　無駄な血の気を抜いて差し上げましょうか
頼めば死んでくれるなら　土下座でもなんでも喜んで
私の迷惑にならないよう　次は違う世界で生きて死んでくださいませ

『やくそく』（雷門BADEND）
止まない雨は無いと言うけど　水没しない町も無い
苦し紛れに吐き出した凶器は　意外にも致命傷に十分で
側にいたかったのは　君の方でしたか
悔やまない過去などありませんと　美しい女がわらう

『ぼくは、きみを、（まもるからいきて）』
まちがいなんて　あってはいけないんだ
もんくは　おわってからきく
るいじんをあいせ　これはかみのことば
かちかちにコーティングされた　ちいさなもの
らっかするしかないんだよ
いつまでも　あるいていけると、
きたないものは　ひとつでじゅうぶん
てをはなして　ここでさよなら



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