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久→卯【片想い】

好きで好きで好きで好きで、伝えることすら躊躇う気持ちがあるなんて、そんなの漫画か小説か映画の世界の中だけだと思っていた。
笑った顔を見るだけで幸せになれるとか、名前を呼ばれると心臓が跳ねるとか、傍にいるだけでホッとして、他の誰かと話してるとムッとして、自分の腕の中に閉じ込めて誰のとこにも行けないようにしてしまいたい。
・・・なんて。
馬鹿じゃないのか。
なんでこんなに好きになっちゃったんだ。
俺は男で、相手も男じゃないか。
こう見えても俺はそこそこモテるし、相手もやっぱりそこそこモテる。
そもそも俺たちは昔からの友人であって、そういう関係になるような間柄ではなかったっていうのに・・・。

じっと女の子に囲まれている卯之助を眺める。
卯之助はいつも笑顔を絶やさない。
今も女の子たち相手に柔らかな笑顔を見せている。
時たま意地の悪い顔をすることはあるけれど、それでも笑顔以外の顔はほとんどと言っていいほど見せない。
俺だって見た回数は片手に余るほどで、つまりは喧嘩とかも正直ほとんどしたことがないってことだ。
昔から意気投合していた俺たちはよく一緒に出かけては、あんな風に女の子に囲まれていた。
俺だって最初は女の子が好きだった・・・はずだ。
なにも最初からずっと卯之助が好きだったわけじゃない・・・と思いたい。
だって女の子って柔らかいし暖かいし可愛いし、良い香りがするじゃない?
卯之助なんて背が高いし骨ばってるしたまに可愛いなって思うことはあるけれど、やっぱり男だから良い香りなんて絶対にしないし。
それなのに、今じゃこの有り様だよ。
女の子たちに囲まれている卯之助を睨むように見つめ続ける。
というよりむしろ卯之助に集る女の子たちを睨みつけているといっても良いかもしれない。
(なんでそんな女たちと話してんの?俺のこと放っておいてさ~)
卯之助のバカ、なんて勝手に相手のせいにしてぶすくれているのは可愛くないよな。
分かっててもどうしようもない。
卯之助が好きでたまらないのに、だけどそれを口にするのは少し怖いなんて、弱いなぁ俺。

「・・・・卯之助・・」

小さく呟いても卯之助には届かない。
女の子たちの中心で笑ってる。
(ムッカツくなぁ)
口に入れたままだったチュッパチャップスをガリッと噛んで砕いた。
(俺の傍に来てよ。そんな女たちなんか放ってさ~・・・今日は俺と遊びに来たんでしょ?俺を放ってていい訳?)
不平不満が頭の中でぐるぐる廻っても、口には決して出さなかった。
出せなかった。

だって、こんな・・・唯の嫉妬じゃないか。
卯之助が好きだから俺に縛りつけたいだけで、卯之助がたとえ俺と一緒に遊ぶために街に来たからと言っても、何をしようと彼の勝手なのだ。
俺を放って女の子たちと話してようと、笑いあっていようと、俺の視線に気付かなかろうと。

(あ、)
目があった。

「久ちゃ~ん。そんなとこいないでこっちでお話ししようよ!」
「・・・ん~」
「?」

手を振りながら俺を呼ぶ卯之助に乗り気じゃない返事を返した。
これだけで卯之助には分かる。
俺が不機嫌だってこと。
だってほら、女の子たちが引き留めるのを無視してこっちに近寄ってきた。
どうかしたのかって顔してる。
どうもしないよ。
(ただ卯之助が好きすぎて、辛いだけで)
近寄ってきた卯之助の手を取って、強引に人ごみの中に紛れた。
チラッと見た置いてきぼりの女の子たちを見れば、ぽかんとした顔をしていた。
俺はそれにふふんと鼻で笑って、卯之助の腕の熱を手のひらに感じながら、人の中に埋もれていく。
何がなんだか分かっていないという顔をした卯之助を引っ張って、俺はご機嫌に歩き出したのだった。







とかなんとか書いてみた^▽^
久→卯www
初三次忍BLwwww
これ書いててちょっと楽しいwwwww

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Comment

やべえやべえ
  • 2010-10-19 07:07
  • edit
可愛いじゃねえの!\(^o^)/
よし!そのまま三次BLに突き進め!!!
やべえ…私も小説書きたい…現パロ(性悪)ぷまい…(ざわ…
ぐへへ
  • BOSS
  • 2010-10-19 18:57
  • edit
サンクスwww
もう書いてて久ちゃんが可愛すぎてたまらん。
続きとか書きたい^ω^
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